最後にりんご。と言いつつ、もう少し。
予告以降、なんだか赤がどうしても気になって、撮り溜めたりしていました。 *Quinoa (キヌア or キノア?)。 赤いものに妙に反応する期間の真っ最中、 麦などの雑穀コーナーで見かけて、 まず目に飛び込んできたのは、 「Inca Red」の文字。 このQuinoa、まったく初めて見るものだけど、なにかインカ帝国の昔から食べられ続けて いる雑穀だと見当をつけ(Ancient ともあった)、一瞬マチュ・ピチュに思いを馳せてみたりしたものの、それにどうやって使うか考えてみたものの、まずはこのぷちぷちした見た目と、もちろん赤い色に心惹かれ。 まるでビーズのようです。 かわいいです。 エシャロットやマッシュルームと一緒に炒め煮のようにして、あらかじめローストしておいた トマトにぎゅぎゅっと詰める。 作りたてより、少しおいて味をなじませた方がよかったです。 香ばしいような味と、ぷちぷち感がとても新鮮。 パッケージには、昆布出汁のスープにも合うとありました。 遥かインカの雑穀と昆布出汁の組み合わせ。不思議だけど、これはぜひ試してみたい。 *Purple Prairie Barley (大麦)。 これは、かなり無理があります。 でもよいのです。 赤に入れてしまいます。 紫だからというわけではないですが、少し辛めの赤いスープに入れてやりました。 味は普通の麦で、そんなに期待もしていないのに、やっぱりなあんだと拍子抜け。 今、パッケージをよく読んでみると、挽くとちゃんと紫色の粉になるそうで、マフィンやパンケーキやパンにどうぞと書いてありました。粉の方がおもしろそう。なあんだ。 *Coral Rice これはタイ米です。 コーラルだなんて、粋な名前なものだから。 フェアトレードのもので、スーパーの店内で 試食実演販売を、炊飯ジャーまで用意して 行っていたのですが、その時炊かれていた 普通の白いタイ米には目もくれず、 赤をがしっとつかんでまいりました。 だって、珊瑚色。 買う動機なんて単純なものです。 もちろん、タイカレーと。 これは市販のカレーソースなのだけど、香辛料のくせもあまり強くなくて、そのなんちゃって感が逆に好み。 このお米は本当においしかった。ちょうどよいパサつき加減。やっと出会えたおいしいタイ米。 それに炊き上がりの方が、鮮やかな珊瑚色。これは嬉しい。 さてさて、今度こそ最後の赤です。 先日楽しくすごしてきた「Phoenix」の手打ちパスタ。 レストランの隣半分では、何種類もの手打ちパスタやパンが買えるのです。 それで、やっぱりドライトマトの赤を。さらにトマトソースで、真っ赤パスタ。 こんなにソースを絡めてしまって、ドライトマトの味はしないと思った通りだったけれど、それでも食べごたえたっぷりのおいしいパスタでした。 赤、終わり。
by nonshi
| 2006-05-11 16:58
| *meals
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