真打ちです。
ずいぶんと何かが外れてしまったかのように高まっていた新型熱。念願のNordic Ware、これでようやくおさまるというものです。結局、これが欲しかったのだな。遠回り。 最初に胸がときめいたのは、mimiさんのこちら、HOLIDAY仕様のもの。一目惚れだってしますとも。どきどきわくわくさえ。 すぐお店に走る勢いを持ちつつも眠っている我が家の型を思い浮かべて、ちょっと踏みとどまる。そこへこれです。satoちゃんのチョコレートのパウンドケーキ。これで焼かれたお菓子が、実物が目の前にあって、どう踏みとどまっていられるでしょう。いられるものか。 そんなこんなで、我が家にもNordic Wareが仲間入り。 さて初焼きは、少し前に立ち読みした「Martha Stewart Living」のガーデン特集の中から、レモンタイムのシロップがけパウンドケーキ。シロップがけとは、なんて新鮮。庭からのフレッシュハーブを使う(実際は違うけど)とは、なんとなく春を先取り。よいタイミング。 しかし、立ち読みして暗記したはずのレシピをすっかり忘れていました。メモくらいすればよいものを。自分の記憶力を過信してはいけません。 ふたたび本屋へ走り、ふたたび頭にレシピを叩き込んだのに(またメモを忘れた)、でもやっぱり家に着く頃には忘れていて、仕方がないので基本のパウンドケーキの分量で。 でも、シロップの方は覚えていましたよ。つまりシロップで記憶の容量がいっぱいなのでした。 マスカットのワインとお砂糖を煮詰めて、そこへレモンタイムを入れたもの。よい香りです。 実はワインのコルクを開けるのは大変苦手で、開けてくれるのを何様のようにいつも待っているのですが、がんばりました。情熱があればできるのです。危なかったけど。 どれだけの時間焼けばよいものかと何度かオーブンの中を確認して、ようやくころんと焼きあがったパウンドケーキにシロップをかけて、しみ込みまで少し待って。 写真では白く飛んで見えないけれど、たくさんかかっています。そして、しみ込んでいます。 もそもそっとしたパウンドケーキももちろん大好きですが、このシロップがしみ込んだもの、しんなり・しっとりしていて、香りもよくてまた新鮮でした。いつものパウンドケーキに飽きたら、もしくはかたくなってしまったら、たらっとシロップをかけてやるとよいかもしれません。 惜しむらくは、マスカットのワインが甘ったるすぎ(安物だし)。次回は辛口のワインできりりとした甘さでいきましょう。そうすると、もっとレモンタイムの香りも引き立つに違いない。 だけどそれより何より、この形がよいです。よすぎます。パウンドケーキだけじゃもったいない。 次は何を焼こうかと、あれもこれもと楽しく空想中。
by nonshi
| 2006-03-15 09:39
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