ここしばらくかかずらっていたことから解放されて、今日はすっきりしたよい気分です。
が、その真っ最中、そんないっぱいいっぱいの中大胆にも(この向こう見ずのなんとかなるでしょうな性格はいつものことなのだけれど)予告なぞして今回はさすがにいったいどうしたら!と一瞬思って少し心配だったあれが、できました。 栗の渋皮煮。 たしか、去年も渋皮煮は鬼皮を剥くところからすでに泣きました。それならば最初から泣く覚悟で。となると、意外に普通にできるものです。時間と手間をかければ。そして丁寧にという 忍耐があれば(これが一番難しい。だけど覚悟してのぞむのは私にとってよい兆候です)。 たくさんできたのでうれしくて、ついペーストまでも作りました。去年本当に泣きをみたのはここからだったのに、そんなことはあまり考えず。つまりはどうしてもモンブランが食べたくて。 こんな感じのイメージ。 だけど中はスポンジです。それは最近またスポンジを焼きたいブームだったから。 のばしたいタルトブームから泡立てたいスポンジブームへあっさり移行していたのでした。 それにしても、久しぶりに何かを食べてその味を思い出してまた食べたくなって実際食べ続けてある日ぱたっと心変わりするこの徹底さはすごいですね(あ、まるで他人事みたいですよ)。 実はペーストは作るのを投げ出したくなった時のために市販のマロンペーストをちゃんと用意してありました(心の支えに)。だけどやっぱり生栗から作ったものの味の濃さやそのざらついた感じ(雑ということですね)はよいものです、ちゃんとできてよかった。どっちも満足。 さて満足なあまりもうひとつ。そこにはまだ渋皮煮もペーストも控えているのです。これで何か搾り出すのではない何かを、と探したレシピ。マローネンクグロフなるものです。なんとなくトヨ型で焼いてみました。 渋皮煮のシロップをうってアイシングもかけて。 これがまたこのしっとり&濃厚さ、かなり気に入りました。ペーストにしがいのあるもの(芋栗かぼちゃ)のおいしい今、なんてよいタイミングで知ったものです。この秋はきっとこのレシピばかりになってしまうでしょうという勢いです、やや大げさではあるけれど。でもそのくらい。 それにトヨ型もおおいに使いまわしてしまう予感。このまるい感じががなんとも。 ところで性格ですが(話が戻ります)、この向こう見ずの元をたどれば熟考しないということが あります。写真がいつものオートフォーカスで撮れない、これはカメラが壊れたに違いないと 騒いで&落胆していたのは、壊れたのでもなんでもなくて何かのはずみでカメラのダイヤルを回してしまっていたせいでした。私のただの知識不足。そんな設定があったなんて!(ああ) というわけなので、無事カメラは元に戻りました。 ↓ではご心配をおかけしました。どうもすみません&ありがとうございました。
by nonshi
| 2006-10-13 14:45
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