Top
赤 - Blood Orange
予告のもの、ようやく。
e0008012_16131754.jpg

まずは、真っ赤なBlood Orangeからです。これは出回るのも短く(たぶん、もしかしたら気付いていないだけかも)、まさに焦るような気持ちで買い込むもののひとつ。買い込むのは得意です。それで、時々後の処理に困ることも得意です。

そのまま食してばかりだったのですが、ガラス・ビーズ細工、それからお料理まで、なんでもかんでもその手から生み出されているアトランタ在住のmiholantaさんが、スローな、なんともロマンでいっぱいの「オレンジの丸ごとコンフィ」を試されていました。私も飛びつきました。
元々は「バスクの砂糖壷」のマテスク里佐さんのレシピだそうで、やっぱりそちらにもロマンがありました。

ロマンとは、じっくりじっくり時間をかけて、気持ちもこめて、出来上がりに思いを馳せて。
オレンジの皮に穴を開けたところから、煮る・休ませるを繰り返し、じんわり砂糖をしみ込ませた後、シロップを煮詰めて出来上がり。その間、約1週間。
私は普段、こういうところと対極にいると思うのですが、やってみると意外に楽しい。

1週間後
e0008012_16141394.jpg

コンフィチュールとコンフィ。できあがりました。
途中経過のドキュメントは、どうぞおふたりのところでご覧ください。ロマンも一緒にどうぞ。




なぜに、オレンジ色のオレンジがあるかというと、Blood Orangeのコンフィ、カットする時に小さくしすぎて、煮ているうちにまったく原型がなくなってしまったからです。
だけど、どうしてもキレイなコンフィが作りたくて、グラニュー糖(使い切ってしまった)を近所のお友達の家に借りに走って(その節は、どうもありがとう。助かった!)、家にあった普通のオレンジ(ネーブル?)で作り直したのでした。
e0008012_17191773.jpg

その甲斐あって、なんとかお嫁に出せる姿になりました。そう、これはKazukoさんのところへお嫁入り。かわいがられますように。ああ、どきどき。

さてさて、予告していたBlood Orangeの方は、こんなコンフィチュール。ちなみにコンフィは、写真を撮る気力もないほど、ぐちゃぐちゃ・・・。
e0008012_17242870.jpg

コンフィチュールだって、きっとフードプロセッサーにかけすぎ。でも個人的には悪くない。というより、この方が好みかもしれません。完全にひとつになった味。マーマレードは皮を細くカットしてこそ、と思っていたけれど、この偶然(失敗)の産物、なかなか新鮮。

そのコンフィチュールではカトルカール(あえて、こう呼びましょう)を。
e0008012_17462921.jpg

ぐちゃぐちゃついでに、みじん切りにしたコンフィを混ぜ込んで、上にコンフィチュールをのせ、マフィン型で。やっぱり手間をかけた分だけ、よい仕事をしました。
保存という前提のため、かなり砂糖の量が多めだと思うのですが、思ったほど甘すぎもせず、なんというのか、じんわり甘く。コンフィの皮の部分の苦味もきいていて、我が子かわいさを差し引いても、大変よろしい。いえ、結局は親ばかなのです、はい。
e0008012_1815262.jpg

この期間はスローな気持ちですごせて、それもよかった。お鍋は占領されていたけれど。
[PR]
by nonshi | 2006-04-19 18:22 | *sweets
<< 赤 - Strawberry お嫁にきたそら豆ケーキ。 >>



CaliforniaのBay Area のんしの日記
by nonshi
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31