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映画バトン。
コロラドにお住まいのWingさんから『映画バトン』を受け取りました。
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映画は大好きなので、ここはひとつ熱く語りましょうと喜んでいたものの、選ぶとなるとこれがまた大変。

アメリカには『Netflix』というオンラインでDVDがレンタルできるサービスがありまして、今は常に5本(郵送期間も含め)手元において映画を見ています。だいたい週に3、4本のペースになります。なので、節操ないです。なんでも見ます。見るものに事欠いて、テレビドラマシリーズにも手を出しています(ちなみに、つい最近夢中になったのは、Wingさんが教えてくださった『Lost』。今でも次のシーズンが気になって仕方がありません)。
英語のヒアリング向上のためにと利用し始めた、このサービス。今ではなくてはならない生活の一部になってしまいました。





Q1. 最後に映画館で見た映画。

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』・・・
実はこれ、嫌いではないですけど、特に好きでもないのです。この映画を待ち焦がれていた夫について行きました。SFものや、作りものなんかが出てくる冒険ものもだめなんです。
シリーズの中では一番面白く見られましたが(結局、全部見てる)、一度見たら、もういいかなというところです。

DVDでは、『Crash』
ドン・チードルなんかが出ている2004年のものです。これはよかった。今年一番によかった。
人種差別がテーマで、嫌な気分になったり、アメリカに住むことに絶望しそうになりましたが、やはりそれは避けて通れない問題だし、ちゃんと向き合わないとならないし。
何より、登場人物が辛い思いをしながらも、そこにちゃんと救いがあるのがいい。監督(脚本も同じ)の優しい視線が感じられます。たくさんのエピソードが、それぞれ少しずつ重なり合って進んでいくというのも好きな手法です。

Q2. 一番泣ける映画。

『カラーパープル』
同じ映画でもその時の状況や気分によって、泣いたり泣かなかったりしますが、これはいつ観ても、おいおい泣いてしまいます。
泣き言ひとつ言わず、過酷な人生を受け入れ続けてきた主人公が、少しずつ笑顔を取り戻して、最後の最後で最高の笑顔を見せます。ああ、今でも泣けてきた。
後は、健気な子供や動物ものにも弱いです。泣かせる戦略だと知りつつも、『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』、『クジラの島の少女』。これもかなり泣きます。

Q3. 期待はずれだった映画。

基本的に真っ白な状態で映画を観るので、あまり期待をすることはないです。好きな俳優が出ている時は思いっきり期待しますが、それはコケても許せます。愛です。

でも、『クローサー』
これは、へ?と思いました。監督は『卒業』のマイク・ニコルズ。出演者も豪華。オスカーノミネートもされていたので、楽しみにしていました。だけど、最後まで4人のうち誰にも感情移入が出来ないまま。特にクライヴ・オーウェン、見ていてつらくなりました。『シン・シティ』ではよかったのに。あ、でも音楽は好きでした。サントラ探しました。

Q4. お気に入りの映画5つ。

これです。これを選ぶのが大変。たくさんありすぎて本当に難しいですね。物忘れもひどくなりつつある今、昔の感動も薄れてしまいます。なので、ここ数年観た映画の中から。

『オー・ブラザー!』
詳しい理由は省略します。つまり、ジョージ・クルーニー。

『ラブ・アクチュアリー』
なんといっても、豪華な顔ぶれ。アラン・リックマンの力説がないのが物足りないですが(この方、演説をさせたら右に出るものはいないと思います。『マイケル・コリンズ』など)、とにかく観終わった後の幸福感がいい。落ち込みそうな時によく観ます。片思いをする男性の告白シーンが大好きです。

『ワンダー・ボーイズ』
だるい感じが好きです。人生焦っても、じたばたじても始まらないという気持ちになります(そんな大げさなことを思いながら観てはいませんが)。切実なんだけどそれが逆に面白くて、マイケル・ダグラスがよい感じです。以前アカデミー賞で功労賞のようなものを貰った時、この映画が紹介されなかったのが不思議なくらいでした。トビー・マグワイアもはまり役だと思います。フランシス・マクドーマンドも好きな俳優のひとりです。これは、『8 Mile』や『L.A.コンフィデンシャル』の監督。どちらも好きな映画です。今調べてみたら、『イン・ハー・シューズ』もそうなんだそうです。早く観てみたくなりました。

『ビフォア・サンセット』
主人公ふたりの会話だけで成り立っているような映画なのですが、不思議と引き込まれます。パリの風景も楽しめるし、それにいちばん最後の会話(?)を聞いた時の、感動ったら!

『ドライビング Miss デイジー』
これも最近、またDVDで観ました。息子も手を焼くおばあちゃん、キュートです。わがままに振舞って、好きなこと言い放題でも、ちょっと相手を気にするの表情がかわいい。考えさせられるシーンもあるけれど、歳をとっても秘密をくすっと笑い合える素敵な友人とお茶を飲みたいなと思います。


今、思いついたのはこんな感じですが、またころっと変わるかもしれません。ころっと変わってしまうような、よい映画に出会いたいものです。
今回バトンは持ったままにしておきたいと思います。
どなたか受け取っていただける方、お待ちしております。声をかけてくださいね。


今では日課になったDVD鑑賞、このヘッドホンは欠かせません。音がちょっと良くなります。
映画バトン。_e0008012_1855428.jpg

後は、当然英語字幕なので、電子辞書と一時停止用のリモコンを手元に。
寒くなってきたので、ワインから紅茶におともが替わりました。家で映画を観る時の7つ道具(7つもないか)です。

予想してはいましたが、あんまりにも長くなりました。
でも、まだまだ喋りたい。映画を語ると止まらなくなるのです。
by nonshi | 2005-12-03 18:34 | Movies & Books
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CaliforniaのBay Area のんしの日記
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