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週末のおやつ(予定)。
見た目がひどくて載せていいものかどうかと思ったのですが、味は悪くなかったので。
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先日ちょこっと書きましたが、夫はよくおなかが減る人なんです。どんな胃袋をしているのか知りたいものですが、それなのに決して太ったりしないので、なぞは深まるばかりです。
そんな人のために週末になると、つまめる、ちょっと腹の足しになるものを作っておきます。
もちろん、買い置きしておくこともあります。
おなかがすかれる度に、いちいち何かを作っていてたまるか、というのが理由です。

これは夫の同僚(フランス人/男性!)に教えてもらったレシピ。
その名は『Pain de Gênes』**。なんだかよく分かりませんが、キルシュのケーキです。
チェリーの季節になったら作ろうと思っているうちに、もうこんな季節になってしまいました。

レシピの配合は、パウンドケーキに似ています。でも、粉のうち半分がなんとコーンスターチ。
以前にいただいたことがあるのですが、その時はそんなこと分かるはずもありません。
今回、改めてレシピを見て、首をひねること数分(秒)。でも、最初はレシピに忠実に。

見た目がひどく不恰好なのは、まずアイシングのせい。実はこれをするのは初めてで、粉砂糖にキルシュを足し過ぎて、あら!と思った時はもう手遅れ。150gも使った粉砂糖、もう品切れでした。薄い薄いアイシング、粗も隠してはくれません。
次にアーモンドミールのせい(決して自分のせいにはしない私って・・・)。
卵色のケーキのはずだったのですけどね、こちらで手軽に買える皮付き、しかも粗引きのアーモンドミールのおかげで真っ黒です。
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時間が経つほど美味しいと聞いていたのですが、ついこんなに味見。この時は、やっぱりかたくてパサパサしていたのですが、翌日の朝になるとしっとり。大さじ2~3も入ったキルシュはそんなに感じなかったけれど、アイシングがさくっと歯にあたる最初の一口、なんともいえないキルシュの美味しい香りでした。

それに、もちっ、ほろっとした食感。これがコーンスターチの仕事なのだと思います。
この食感、何に似ているんだろうとずっと考えているのですが、結局今になってもわかりません。なので、このもちっ、ほろっをうまく表現できないのが残念なんですが、でもこの独特の食感はくせになりそうです。
ドライフルーツを入れてもいいかもしれないし、アーモンドミールの代わりに粉だけにしてもよいかもしれません。まだ研究、改良の余地ありだけど、とにかく美味しいケーキでした。


でも、今日の夫のおやつはパネトーネ。
もうクリスマスなんだなと思って、喜び勇んでさっそく買ってみたのですが、それが仇に。

Anyway. Thanks Nico!



**追記
 すみません。名前がいい加減でした。
 『Pain de Gênes』が本当だったので、訂正しました。

 Gênesはイタリアの都市、ジェノバのフランス語表記で、つまり『ジェノバパン』。
 最初は、ナポレオンの部下の将軍マッセナのニックネームに由来した名前、
 『Gateau d'ambroisie』と呼ばれていたそうですが、19世紀の途中から
 『Pain de Gênes』と呼ばれるようになったそうです。


***追記その2
 それはもう美しく作ってくださった『気ままに焼き菓子・・・練習中』のsweet_0222さんに
 TBしました。本当に美しい!

 それから、面倒くさがって省略していたレシピも追加しました。


 



  = Pain de Gênes-Nicoのケーキ =

 グラニュー糖                150 g
 バター                    275 g
 卵                        5 個
 アーモンドパウダー      300 g (or less)
 小麦粉               55 g (or less)
 コーンスターチ                55 g
 ベーキングパウダー             小さじ1
 キルシュ                大さじ3~4
 (1 liquor glassとありましたが、たくさん入れても大丈夫:お好みで)

 アイシング : 粉砂糖 150 g + キルシュ(ほんの少し)



 下準備:*バターを室温に戻す。
      *型にバターを薄く塗っておく。
      *オーブンを180℃に温めておく。
      *粉類は合わせてふるっておく。


 1.やわらかくしたバターをボウルに入れ、泡だて器でクリーム状に練る。
   グラニュー糖を2、3回に分けて加え、白っぽくなるまですり混ぜる。
 2.卵を1個ずつ加え、よく混ぜる。さらにふるっておいた粉類を加え、さっくり混ぜる。
 3.キルシュを加え(お好み量)、練らないように混ぜる。
 4.バターを塗った型に生地を入れ、180℃で15分、150℃に下げて45分焼く。
 5.ケーキが冷めたら、粉砂糖を少量!のキルシュで溶いたアイシングをかける。


 オーブンにはそれぞれのくせがあると思うので、焼き時間は目安にしてください。
 私は卵4個分の分量を20×14cmの型で、焼き時間は180℃で15分、少し(適当でし
 た・・・)下げて、20分焼きました。
 翌日以降の方が、美味しくいただけると思います。
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by nonshi | 2005-10-23 13:07 | *sweets
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CaliforniaのBay Area のんしの日記
by nonshi
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